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「一条神社」
早雲:あーあ、時間の無駄だったぜ、茶屋にでも行くか。
一真:待て早雲!この話には続きがあると言っておろーが!
早雲:あん?続きだ?
一真:あの二人にも関係のある事だが…まだ話すには早い、せめてお前くらいは知っておいた方がいいと思ってな。
早雲:…話せよ。
一真:その前にお茶でも…静、頼むよ。
静:はい、少々お待ちを。
早雲:で?
一真:まあ待て、お茶が来てからでも…ぐは!
一真の顔面に早雲の足がめり込む。
早雲:早く話せ、こっちは百鬼対策で忙しいんだ、茶なんか飲んでられるか。
一真:お前…さっき茶屋にでも行こうって言ってたじゃん…痛たた…。
早雲:う…うるせえ!いいから話せ!さもなきゃ本当に茶屋に行くぞ!
静:賑やかですね。
一真:どうやら調度よかったようだな、ほら早雲、座りなさい。
早雲:はいはい…ったく。
静:お待たせしました。
三人の前にお茶と茶菓子を置く。
一真:おお!茶柱が立ってる!なにかいい事あるかな~。
早雲が無言で一真を殴る。
一真:ぜってー迷信だよな…では本題に入ろう。
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