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「月宮神社」
司:うむむむむ…。
産婆:ええぃ!うろたえるではないわ!
司:いえしかし…しかしですよ…あぁ…僕はどうしたら…。
紅:あなた…私は大丈夫ですよ…静さんも一緒ですから…。
産婆:ほれ宮司、ここは儂と静さんに任せて、一真さん同様に別室にいなさいな。
静:私も一度、出産してますから任せて下さい。
司:…わかりました…ここは産婆さんと静さんにお任せします…紅…頑張るんだよ。
紅:はい…。
そう言い、司は別室へ移動。
産婆:まったく…男のくせにオタオタしおって。
静:うちの人も同じでしたね。
紅:うふふ…皆さん同じなんですね…少し安心しました…。
産婆:さあ、頑張っていくぞ、情けない男共を安心させるぞぃ。
静:お手伝いします。
紅:よろしく…お願いします…。
「別室」
ウロウロ。
一真:………………。
アタフタ。
一真:司君…落ち着きたまえ。
司:しかし…しかしですよ、これが落ち着いていられますか!?
一真:ふう…私も経験者だが…この時ばかりは男は役に立たん、産婆さんと静…なにより紅君を信じなきゃ。
司:…はい。
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