ごめん…

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ものすごい炸裂音と共にあたりに黒煙が立ち込めた。同時に美奈の体からツタが外れた。 美奈「千鶴ー!!」 叫び声は暗闇にむなしく響いた。千鶴の姿はない… 美奈「千鶴の馬鹿!!なんで…なん…で…」 ヨロヨロと立ち上がって周りをみた。暗闇に目がだんだんと慣れてくる…よく見るとツタに覆われているが古い扉を見つけた。 美奈「開かない…誰かー!!出してー!!」 藍「美奈!!」 藍が階段を駆け下りるが美奈の姿はどこにもなかった。一階の床が少しへこんでいた。そこに落ちたと思われるが床は開かない… その頃渉は一人…行方不明の明恵を探していた。
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