出会い

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海:「おぃ‼桐谷。」 柚:「ふぇ⁉」 突然名前を呼ばれてびっくりした。 私の名前を呼んだのは、塾が同じの大石海斗だった。 海:「雄也がお前の事好きだってさ😁」 ニヤつきながらそいつは言った。 柚:「ぇ⁉何言ってんの?そんな事あるわけないじゃん~」 私は当然の様に否定した。当たり前だ。だって雄也こと小坂雄也は、1ヶ月で10人に告られたという、めちゃくちゃモテる男子だったからだ。そんな人が私の事なんか知るよしもないだろう。 柚:「もうちょっとマシな嘘付きなよ😞。バレバレだって(笑)」 そう言って、私は荷物を片付け始めた。 海:「俺もビックリだぜ?桐谷のどこがいいんだか…」 ガシャン// 海斗の話を遮るように私は勢いよく立ち上がった。 柚:「あんたに言われたくないしっ💔‼」 ふてくされながら教室を出ていく。 海:「ちょっと💥待てよ‼💦」 柚が立ち止まった。 海:「俺が嘘つく様な奴に見えるか💦??」 何故か必死の海斗の方をゆっくりと振り返る。 柚:「見える‼‼」 即答だった。
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