第一章

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6時に起きて出発 彼は 9時から仕事だった。 朝のラッシュの中を走り 待ち合わせしたマンションの前に着いた。 『 一号線を真っ直ぐに行くと、高速に乗れるからね。 ありがと!楽しかったよ! 気をつけて帰ってね 』 「 私こそ、付き合ってもらってありがとございました。」 ぎこちない笑顔で会話を交わして別れた。 彼は振り返る事なく帰って行った。 「 もう、来ることもないだろうなぁ…」 独り言を言いながら車を走り出した。
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