光り

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  雲間から 顔出す太陽が   瞳の奥に 光りを贈る   その光りは 少し眩[マブ]しくて   あたしには 少し勿体ない気がした…   太陽の 光りを浴びて   輝きを増す 花達に   優しい 微笑みを覚え   無表情な顔に 笑みが差[サ]す   不器用だけど 優しい笑みに   色とりどりの 花達も   優しく 頷[ウナズ]く様で   心に 暖かみ覚え   瞳に にじむ涙   瞬[マバタ]きした 潤んだ瞳から   零れる涙は 美しく輝き   昼に輝く 星の様   涙に触れた 一つの花が   自ら進んで 身体を預け   今宵、 淋しい部屋に 咲く 一輪の花  
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