4/7
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
えっ何!?バレた!? 一瞬ひやりとしたが、どうやら違うらしく、男の人はフェンスに向かって歩いていく。 そして何と、フェンスによじ登り始めた。 もしかしてこれって… 自殺!!!??? 「ちょっ、待ってください!!!」 私はそう叫んでフェンスへ走った。 「ダメです!!死ぬなんて、そんなのダメです!!!!」 「は!?」 男の人がすごく驚いた顔で私を見る。わっやっぱり綺麗な顔…。じゃなくて!!私は男の人の洋服の裾を思い切り引っ張る。 「ぅわっ」 男の人がフェンスから落ちる。私もその衝撃でひっくり返った。 ドタッ 「ぃったぁ~υ」 うー腰打ったυマジで痛い。 「おい!!」 男の人が私を睨んでいる。 「何なんだよお前。」 うーん…何なんだよと言われましてもυ 「何で邪魔するんだよ。」 男の人が苦しそうに顔を歪める。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!