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えっ何!?バレた!?
一瞬ひやりとしたが、どうやら違うらしく、男の人はフェンスに向かって歩いていく。
そして何と、フェンスによじ登り始めた。
もしかしてこれって…
自殺!!!???
「ちょっ、待ってください!!!」
私はそう叫んでフェンスへ走った。
「ダメです!!死ぬなんて、そんなのダメです!!!!」
「は!?」
男の人がすごく驚いた顔で私を見る。わっやっぱり綺麗な顔…。じゃなくて!!私は男の人の洋服の裾を思い切り引っ張る。
「ぅわっ」
男の人がフェンスから落ちる。私もその衝撃でひっくり返った。
ドタッ
「ぃったぁ~υ」
うー腰打ったυマジで痛い。
「おい!!」
男の人が私を睨んでいる。
「何なんだよお前。」
うーん…何なんだよと言われましてもυ
「何で邪魔するんだよ。」
男の人が苦しそうに顔を歪める。
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