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私がここに小説を書いているのも、普通に「遺書」と思ってくれたっていい。
ここに書くのは最低なことだけど、
私という人間を理解してほしいだけ。
私が死ぬことを止めてくれる人がいたとしても、
まともな答えをくれるはずがなく、
あの人だってそう。
自分が人に聞く時は自分が納得のいく答えを聞き出すまで、相手に問い詰め、
私が質問すると答えはいつも決まってスルー。私自身が全然納得できない。
だけど、もう問詰めることは辞めた。
もう迷惑かけないって決めたから。
もう二度と会うこともないから。
多分私がこんなにも苦しんでるのに、
あの人は平然と笑っているんだね。
もう、いいけどね。
もう、知らない人だもの。
だってあなたが望んだことだから、
これが私の答え。
楽しかった記憶もやはり儚く、
私の心ももとより醜くなり、
さらに孤立化していく。
そんな人間は邪魔だから、
さっさと逝くね。
お望みの人だっているしね。
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