77人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
――――次の日
「おおーーっい!!島崎ーーー!!!」
柳瀬が物凄い勢いで走ってくる。
島崎
「どうした?」
柳瀬
「今日から部活出てくれんだよな!?」
島崎ニコリ
「ああ。」
柳瀬ニコリ
「頑張ろうな!!」
島崎
「それより…、他の部員はいないのか?」
「いるよ。昨日は不良がいたから帰ったみたいだよ。今日紹介するから。」
そして授業が終わった。
グラウンドに入ると直ぐに声を掛けてくる奴がいた。
「おお!!お前が島崎?すげえ球投げるんだってな!!」
島崎少し戸惑う
「ああ…よ、よろしくな…。」
柳瀬
「今のヤツは桜場(サクラバ)って言うんだ。中学でもマアマア強い所で1番打者だったんだって。」
島崎
「へえ、そりゃあ貴重な戦力だな。」
柳瀬ニコリ
「ここにいる俺達を除く6人のウチ5人が、野球経験者なんだ。中でもさっきの桜場ってヤツとあそこにいる波島(ナミシマ)はかなりの実力者だよ。」
島崎
「でも…、8人じゃ野球は出来ないな。ヤッパリあの里見って不良に入ってもらうしかないよな。」
柳瀬の顔が青ざめる
「あの人は怖い……。」
最初のコメントを投稿しよう!