それぞれの目覚め。  

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次に、長男の鼻をつまんでみた。 ―もちろん、起きない。 更に、 掛け布団を剥ぎ取った。 ――まだまだ起きない。 んにゃろ、なめんなょ! 私は、意地になり、 長男の尻の割れ目を 目がけて両方の人指し指を突き刺した。 「かんちょおぉぉっ!」 「うおぉおっ!?」 …と叫んで、 長男は飛び起きた。 これぞ、 我が家流目覚まし法―。 秘技・【朝から浣腸】 ―――である。
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