ルールブックは私だ。

6/8
前へ
/134ページ
次へ
私は、素早く長男を抱き上げた。 その間、わずか数秒―。 いや。 もしかしたら、 2秒を切っていたかも知れない。 とにかく。 目にも止まらぬスピードで、私は、長男を救出した。 …幸い。 死んだと思った長男は、ちゃんと生きており、 しかも無傷であった。 ………良かった。
/134ページ

最初のコメントを投稿しよう!

189人が本棚に入れています
本棚に追加