バドミントン

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『ピヨピヨ!起きて!朝だよ!ピヨピヨ!起きて!朝だよ!――………』 バシ!!! 俺は朝から近所迷惑な目覚まし時計を思いきり叩き、ただちに黙らせてやった 今日は高校生活の命運を分かつと言っても過言ではない、新入生部活加入日だ 寝坊するわけにはいかない!!!! 「うっく!……ふぁああ、よく寝た!」 この声はこの物語の語り部、夏川一樹[ナツカワ カズキ]。つまり俺だ 俺はベッドから跳び起きると、欠伸と背伸びを同時にすませ、素早く学校へ出かける準備をした
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