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山狗と決着をつける時がきた…
「オレがこの山狗の副隊長、小此木いうんね」 そういい髪を後ろで縛った、40代くらいのウィンクがとても眩しい男が現れた。
「オレの部隊は全滅。もう三佐の命令はきかん」 「小此木!あたしを裏切るのね!!」
鷹野がどなる。
「うちのお姫様がわめいてるが、気にしないでぇな」
そういい小此木は銃を下ろす。
「ここまではオレらの完敗や、最後くらいリーダー対決で決着つけようんやないか」
そういい眩しいウィンクをする。
「あんたがリーダーか?準備はいいか?」
それを聞いて魅音があせる。
「あ、あはははは!冗談がきついね、あたしなんかが戦いのプロとサシで戦っても勝ち目なんかないよ」
ひゅっ!
風を切る小此木の正拳突きが魅音の腹にはいる。どさっ
魅音が倒れる。
「このトラップを仕掛けたのはおまえなんか?」沙都子を睨む。
「わ、わたくしは、その…」
次は沙都子か!
「止めろ!」
オレがかけだした頃は小此木の正拳突きは沙都子に迫っていた。
ドスっ!
鈍い音がする。
しかし、小此木の正拳突きは沙都子にとどきはしなかった。
沙都子の前で巨体が正拳突きを受け止めていた。みんなが目を見開く。その人物は…
「沙都子…オレは気付いたんや、今までに犯した罪に…んじゃけどいつも気付いたころはオレは死んでるんや……今回はその罪滅ぼしっちゅうことや!最後に一言言わせてくれ!!」
「オレはもう!いじめキャラとしては死にたくないんや!!」
そう…その人物とは…… 我等が敵
北条 鉄平!!
あ、あなたは気付いたのですね!!自分の犯した罪に!!
梨花ちゃんが号泣する。「あぅあぅ…梨花、あまり梨花らしくない発言や態度はひかえるのです💦読者の梨花のイメージが世界恐慌で大暴落って感じになっちゃうのですよ💦」
こんなに鉄平が頼もしく見えたことは一度もないぜ!
鉄平が口にくわえたタバコを投げ捨てる。
と思いきや、携帯灰皿を取り出しなかにつっこむ。
えぇ~~~~💦💦
鉄平のイメージがぁ💦💦みんなが目を丸くする。鉄平…すげぇ善人じゃねえか!!
そういい鉄平が沙都子に振り向きウィンクをする。
カッ!!
まばゆい光がみんなを襲う。
眩しい、眩しすぎるぜ鉄平!!
そのウィンクは小此木のウィンクの次元を越えていた。
「いくぞ小麦粉!!」
なんか激しくまちがっているが、かっこよすぎるぜ鉄平!!
鉄平が殴りかかる。
鉄平の剛腕からくりだされる一撃必殺はいかなるものか!
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