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僕は、詩織がもしヤキモチを妬いてくれているなら幸いだった。
そして数回メールを詩織とした後、明日も学校に一緒に行く事になった。
僕は気がつけば、詩織のメールを何回も読み返していた。
完璧に恋に落ちてしまった。
―翌日―
朝の支度を済ませ、僕は昨日別れた場所でまた合流する事にした。
その場所から学校までは15分はあるので、詩織とゆっくり話しながらいけるし、お互いにわかりやすい場所だったからだ。
そこに先に着いたのは僕だった。
そして5分くらい遅れて詩織が見えてきた。
「おはよう!ごめんね、少し寝坊しちゃった。」
「いいよいいよ、俺もさっき来たばっかりだし」
なんだかんだ言って朝から詩織の顔を見れるだけで嬉しかった。
「じゃあ行こうか。」
今日は詩織と一緒に弁当が食べられる。昼休みが待ち遠しくて仕方がなかった。
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