🌸春の木漏れ日の中で…🌸

🌸僕とあなたの出会い🌸

…♪♪…♪♪♪♪…♪…

目覚まし時計が部屋中に鳴り響く。

「ん…ん～…」
僕は目を開け、目覚まし時計が鳴るの止めてから、カーテンを開けた。
太陽の光が僕の部屋を明るく照らした。

「ふぁ～、今日も一日頑張りますかね!!」
僕は制服を手に取り、着替え始めた。
僕は、服を着替えるのが他人と比べて遅い。マイペースな性格がここからよく表れている。
続いて、僕は通学鞄を手に取り、自分の部屋を出て一階に下りた。
いつも通り母親が朝御飯を用意してくれている。
着替えるのが遅いのに比べて、僕はかなりの早食いなのだ。
だからよく喉に詰まり苦しむ事もしばしば…。
今日の朝御飯はご飯、味噌汁、焼き魚、漬物…とありきたりなものだった。
早々と朝御飯を食べ終えた僕は、洗面台に向かった。
鏡を見ると、髪は寝癖が立ち、うっすらと鼻の下に髭が生えている。
面倒臭いながらも身だしなみを気にする僕はここでいつも時間が掛かってしまう。
寝癖を直し、ワックスを付け、整髪をする。
クリームを付け、髭も剃る。
これで僕のいつもの朝の準備は終わった。

僕は通学靴を履き、親に挨拶をした後、学校に向かって歩き出すのだった。