12歳 出会い

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ハムスター二匹が 死んでから二年がたちました。 相変わらず、私の人間不信は直りません。 仲良くしてた近所の人にも裏切られ、ますます深刻化していました。 そんな時、家の近くに 野良猫がいました。 三匹の子猫を連れた、 母猫でした。 私と母はその野良猫に ご飯をあげるのが日課でした。 その猫達のおかげで、 動物好きと言う人に出会いました。 でも猫達のご飯や水を ひっくり返すなどの 悪戯もありました。 しかし…幸せな日々も またしても人間の手に 壊されるのです。 ある日、野良猫達の姿が見当たりません。 理由はすぐにわかりました。 無いんです。 猫達が住んでた小屋が 人間の手によって壊されたのです。 小屋を壊した理由は 野良猫が邪魔だったから。 野良猫達は何とか動物好きの人に引き取られました。 「居場所くらいあったって良いでしょ。同じ命なんだから。」 言ってやった。 小屋を壊したババァに 言ってやった。 言葉が見つからなかったらすぐ暴言。 クズが………。
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