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今日は愛しの明日香ちゃんと映画館でデートです。
「映画館なんて久しぶりだなー。雷神くん席どの辺がいい？ 私は真ん中よりちょっと後ろがいいかも」
「見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ」
「目悪いの！？ ごめんねごめんねそれじゃ一番前で見ようね」
「明日が僕らを呼んだって返事もろくにしなかった」
「私の名前は明日香だよ……あと返事してよ……」
「oh yeah」
好感度が下がっても気にすることはありません。映画館の中に向かいます。
「えーとAの18、Aの18……あ、ここだよ雷神くん」
「おいそこの空席に鞄置いてんじゃねェェェ！！」
「ええぇぇ私の席だよ！？ ごめんねごめんね。すいてるみたいだし私後ろで見るね」
映画館のあとは喫茶店に向かいましょう。
「感動しちゃったーすごいよかったよね！ 主人公が柿の実に潰されるシーンとか最高だった！」
「泣いてただろうあの時僕の後ろ側で。顔見なくてもわかってたよ声が震えてたから」
「あ、聞こえてた？ えへへ、ちょっと恥ずかしいな……」
「冗談じゃない！ アンタが泣いてちゃしょうがない！ 泣きたいのは俺の方さ」
「ごめんねごめんね！ 雷神くんも泣いてたんだね！」
「涙の理由を知ってるか？」
「ううん、教えてくれる？」
「俺にはわからないが」
「わからないんだ」
「この心の温かさはおそらくお前がくれたんだ」
「雷神くん……！」
こうなります。明日香ちゃんがいいコすぎて泣きました。素敵な彼女がいれば音楽と恋愛を両立することも可能なのです。
出典は天体観測、乗車券、車輪の唄、裸婦メイカー、ダンディライオンでした。僕はプラネタリウムが好きです。受験がんばって、ぜひ素敵なキャンパスライフを送って下さいまし！
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