# 白昼夢 #
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そんな彼、桐原太郎はクラスの皆から優柔不断でやる気の少年だと思われていた。 太郎は普段から‘忘れ物だけは忘れない’と言われるほど忘れ物が多い。 そして何かを考えている時は、ぼーっとしたアホな顔に見えるのも優柔不断と呼ばれる一つの要因なのだが、本人は気付いていないのだった。 そうこうしてる内に、あっと言う間に時は過ぎていく。 こうして今日も、彼は有意義とはかけ離れた生活を送ったのである。
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