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次の日の事。
隆明は怒ってない風だった。
実際に怒ってなかったのかも知れない。いつもと変わらず太郎に接してくれた。
だが己の罪悪感からだろうか。太郎はどこかぎこちない会話をするようになり、いつの間にか今までどう接していたか分からなくなった。
中学に上がりそれぞれの友達が出来ると 自然と疎遠になっていた。
そして高校生になった今、太郎の携帯のアドレス帳には隆明の名前は入っていない。
高校も別々でもう会うことも無いだろう。
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