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「あら…もうこんな時間だわ」
「え…?今何時なの?」
「夜中の1時よ」
「え…もう!?セシルといると時間がたつの忘れちゃうよ…」
ニーナは笑いながら言った。
「ニーナ、これあげるわ」
「え…何…?」
セシルは小さなイアリングをニーナの右耳につけた。
「お守りよ。あなたが幸せでありますように」
「ありがとう。大切にするね。」
ニコリとニーナは笑った。
「ええ、じゃあまた会う日まで」
「またね、セシル!!」
ふわりとセシルは窓から飛びたった。
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