ビー玉

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君の涙は ビー玉のように ボロボロ ボロボロ こぼれ落ちたけれど 僕には それを止める 魔法の言葉がなくて 君の涙は ビー玉のように ボロボロ ボロボロ 溢れて止まらなかったけれど 僕には それを受け止めるだけの 銀の器もなくて ただ 君のビー玉に映る 僕を見つめては 唇を噛むことしか 出来なかった
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