一ヶ月後

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娘が…怖い…。 痛い思いをして産んだのに…愛せないなんてどうかしてる。 でも、どうしても今は好きになれなかったのだ。 祐希『疲れてるんじゃないのか…?』 藍那『うん…。』 夫は元気のない私を、そっと気にかけてくれていた。 祐希『しばらく、お母さんに任せて、のんびりしたらどうだ?』 藍那『うん。ありがとう…。』 疲れてるだけよね…。 また、しばらくすれば愛せる。 ちょっと前のように…。
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