一年後

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藍那『真那…ケーキは…?』 真那『悪い子はお化けの世界に行かせちゃう…。』 真那の真剣な様子に、嫌な予感がした。 そして、一息置いて真那は言った。 真那『イケナイ子ハ、オ化ケノ世界ヘ…。』 ゾクッ。 私は寒気がした。 真那が、今まで出したことのない様な、低い声色で言ったからだ。 藍那『真那!ケーキいらないの!?』 ありったけの声で叫ぶ。 祐希『おい、そんなに怒鳴らなくても…。』
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