真那の豹変

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DVDの声と、娘の笑い声が重なる。 真那『そうだ…。私も、悪い子をお化けの世界へやっちゃおうかしら…。フフフフフッ!』 …確信した。 私がずっと昔から抱えていた“嫌な予感”はこれだったんだ。 そして、その予感は的中してしまっている。 認めたくないけれど、これは紛れもない現実だろう。 娘はきっと、これから…。 私はあまりの絶望感に、おぼつかない足取りで、家を出て行った…。
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