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女には、頭から血を吹き出して白眼を向いていた。
流れ出る血が顔を染めて、目も鼻も口も真っ赤になっている。
力なく女がぐらついた後、ゆっくりとナイフを抜く手が見えた。
目でその姿を捕える。
男2『あ…お前は…!』
言おうとした瞬間、ギロッと睨まれた。
真那『悪い子はだぁれ!?』
グサッ!
男2『ギャアアアアアアアアアアアアアアアア…。』
ドサッ。
夜の静けさをかきけすような、おぞましい声が聞こえた…。
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