少年期~出会い~

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怖いような…何かしら…運命的なモノを感じた。 「教科書はありますか?」 スッと差し出す。 「あ、はい…同じ物です。間に合いましたから…」 「入学式には間に合いませんでしたか?」 「…両親が…事故で亡くなりましたから…親戚の家から、寮の方に…」 「これは失礼…僕も両親が居ないんですよ…」 「まぁ…」 ガラリッと戸を開けて…先生が入って来て、話しは中断した。
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