春空

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春の空はいつも爽やかで、アナタの声を思い出すから嫌だった。 アナタの香りがする、春風に舞うピンクの香り。 そっと瞳閉じれば鮮明に憶えている。 笑顔の君が好き、照れてる君が好き。 時がたって 君は去って ボクの思いは届かなくなって 君は変わって 遠くに向かって 歩きだしてて ボクは思う《いかないで》 ひたすら走ってきたボクの歴史(ページ)に、君の場所に挟んだままの《しおり》 君と一緒に読み返す、そんな日は二度と来ないとわかっていても、待ち続けてるよ。 それがボクの夢だから。
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