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人生って料理みたいだよね。
自分をあまり飾らない、素の自分でいた時期は前菜。
化粧も、髪をイジルこともなかったけど、とても可愛くみえたと思う。
一番カタチにこだわっていた思春期はまさにメインディッシュ。
「もてたい」 「あの人に好かれたい」自分のことばかり考えていた頃。
でも、メインディッシュを輝かせているのは、自分の力だけじゃない。
周りにいる、人参や、ポテトや、パセリたちが手をかしてくれて、自分は美しく飾られていく。
料理を頼めば、苦い時もあるだろう。
辛い時もあるだろう。
そうしてようやくたどり着くデザートは、そんな辛さ吹き飛ばす。
あま~い最後を飾ってくれる。
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