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翔太「ん~…。朝か…」
一人の少年は頭をボリボリかきながらベッドから起き上がった。
浅子「翔太~!朝ご飯食べないのぅ!?」
ドアの外から大きな声で呼ぶ声がした。
翔太「今行くよ」
翔太いう少年がトボトボベッドから降り、ドアを開け一階に降りって行った。
最初にこの少年を紹介をしておこう。
少年の名前は
二宮 翔太。
住んでいる場所は滋賀県。
年齢は十歳。
小学五年生だ。
さっき怒鳴っていた浅子という女性の名前は
二宮 浅子。
翔太の母親だ。
年齢は…あえて言わない事にしよう。
浅子「翔太!京子起こしてくれた!?」
翔太「京子起きてないのかよ…」
浅子「起こしてきなさい!」
翔太「はいはい」
翔太は足早に階段を上っていった。
翔太は二階の奥のドアを勢いよく開け大声で叫んだ。
翔太「京子起きろ~~~!!」
翔太は耳が潰れそうなくらい大きな声で叫んだ。翔太自身では眠気覚ましの代わりに叫んだに違いない。
京子「兄ちゃんうるさいよ…」
京子は勉強机に座りながら算数の教科書を開いていた。
この小さな女性の名前は
二宮 京子。
年齢は8歳。
小学三年生だ。
この京子という女の子は翔太の妹だ。
翔太「お前起きてるんだったら早く飯食べろよ」
京子「だって今日テストだもん」
京子はホッペを膨らまして怒ったような顔をした。
翔太「日頃勉強してないからそういう事になるんだ」
翔太は鼻で笑った。
京子「兄ちゃんだって勉強してないじゃん」
京子も負けてはいない。
翔太「なんだとぉ!」
翔太は怒った顔つきで怒鳴った。
そこで急にドアが開けた。
バァン!
浅子「あんたらいつまで朝ご飯食べないの!早くご飯食べに来なさい!!」
翔太・京子「「はぁい……」」
この時は嫌な気分だったが、これが本当に幸せだった事を後に知るだろう……。
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