'情報屋'の居場所

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「まっまってくれ!な・・・何が目的なんだぁ~あんた~」三木は必死に問い掛けた。 「平八という情報屋を探している。」 「あっき・聞いた事ある!確か'バウダー'っていう店の亭主だ。」「それは確かか?」「助けてくれたら案内してやるよ。」「なら足だけな。」ズボッ 足の筋肉が元へ戻って行く。 「恩にきるぜ~こっちです。おめ~ら俺たちを援護しろ!!(へぃっ)」カラスは三木組とバウダーという店へ向かった。トコッ トコ「ここでございやす。」「悪かったな・・あまり問題を起こすなよ」 ズボ 三木の身体中の筋肉が元へ戻った。 「すいやせんでした。 失礼しやす。」三木組は帰って行った。 バタン 「いらっ~しゃ~ぃ」 「コーヒーをひとつ」 「かしこまりました。」ガサガサ 男はコーヒーを作っている。 「あんた~この辺の人やないねぇ~珍しい顔だわね~」「あっまぁ~'情報屋'の平八っていう人物に用がありまして。」(ん・・この男何者・・)「そぅですかぁ・・・でもあれは噂らしいですよ~本当にいるんでしょうかね?」 カタッ「へぃっおまち、バウダー特製コーヒーだょ~うまいよぅ~」 「ありがとう。」 ゴクッ 「ここも昔は子供達も元気であそんでおったのにね~今となりゃ緑も枯れ外は鬼の遊び場になってしまってのぅ~」「お気の毒に・・」 「あっすまんね~うまいコーヒーがまずくなってしまうわい」 ブォォォブォォォー!バタンッ! ガタガタガタガタ「おじさん!!'バニラ'の奴等が来たぁ!!」 「何っ!!わかった!すぐに行くぅ~」「どうした?」「'バニラ'という'関東'で一番でけぇ~集団があってなぁ、気に入らない地域を次々ぶっ壊していくんだ。まさかここに来るとは・・あんたも早く逃げた方がいい。多分この町も破壊される。」 「その心配はない。平八さん」「アッ・・お前・・見破っておったのか。」「俺は人の心を読める。」「あんたは何者・・・・」「'鳥龍直伝鳥龍拳伝統者'黒き鬼龍のカラス。」「何とも光栄・・・」「奴等は俺がぶっ飛ばす。」ゴキッ 「よろしく頼みます。」
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