第一章~双子~

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第一章~双子~

朝 二人同時に目が覚めた いつもと一緒の朝 わたしはアナタでアナタはあたし 産まれた時から いままでいつも一緒 わたし達は 二人で一人 一人は二人だった わたしはアナタがイナイ世界なんて生きられない アナタはあたしがイナイ世界なんて色あせた世界 だから わたしはアナタが必要 だから アナタはあたしが必要 だからいつも一緒
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