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最終章~同類~
薄れゆく景色の中でわたしを撃った者を見た
それは アナタを殺したアイツとよく似た人だった
・・・あぁそうか・・・
そのアイツと似た者は わたしを見ると、もう死ぬと悟ったのだろう
自分のコメカミに拳銃を当て、そのまま打ち抜いた
わたしたちと同じ考え方をもった同族だったのか・・・
わたしは 流れゆく自分の血を見ながら、目を閉じた。
そして わたしと言う存在は死んだ
そして わたしと言う存在がこの世から消えた
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