*1.Let's Go 桜華

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*─────────────────* そして今、現在。 「あー……やっぱり、あんな賭けに乗るんじゃなかった」 「何ボヤいてんだ、お前」 「何でもいいから、持ってるモンみんな出しやがれ!」 何だか、めちゃめちゃ面倒な事になっている。 ってゆーか 「誰だ、お前ら」 涼都はさも面倒くさいと言った表情で舌打ちした。 せっかくケーキ屋を切り抜けたと思ったら、いきなりこれか。 バスに遅れたらどう落とし前つけてくれんだ、なんて脅したから一瞬ケーキ屋の差し金かとも思ったが…… 「お前その制服! 桜華学園の生徒だろ?」 (どーやら全然関係ないみたいだし) 涼都は深いため息をついた。 ビビりまくった店長がケーキをタダでくれて『ちょっとラッキー』とか思ってたのに、気分が最悪だ。 もともとそんなに良くなかった気分が、一気に急降下した。
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