日常

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翌日からすぐに個室に部屋を用意され.まだあどけない3歳の身体に針が入って行く。そしてそこから.長く苦しい抗がん剤治療が始まった。 副作用が凄く.嘔吐や髪の毛が触っただけで落ちる。しかし苦しい治療を受けながらも.マイクはようやく8歳になった。 その頃になると元気に両親と遊んでいて幸せそうに見えた。 両親が医師に話しがあると告げられ.診療室に行った。そこには。息子マイクのレントゲンとカルテが置いてある。医師が深刻な顔をして.唐突に『息子さんは持って6か月でしょう。』 そう告げられた両親。この事わ。分かっていたはずなのに。涙が込み上げて来る.神をも恨み.そして何よりも自分達が無力さに嘆いていた。
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