空蝉
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昼にはロケも終わり、 今は石田と二人 道を歩いてる。 別に何か特別話すこともなく 木の並んだ道を 2人並んで歩いてる。 グシャ 明らかに何かを踏んだ音。 ふと足元に目をやれば、 俺に踏み潰されて 粉々になった空蝉の欠片。
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