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また見つけて取り囲む事が出来ても後一歩の所で、一頭の巨馬が暴れ出し、それにつられて他の馬達もその巨馬が暴れて出来たスキの一角を狙ってもう突進を始めたのだ。それをまともに喰らっては村人はひとたまりもない。
とうとう死人がでる始末だ。
それを町奉行に言った所捕獲してくれるとの事だった。
結果は同じ事だった。
その旨を上へ言うと鉄砲や槍で殺してしまえとの事だった。
村人はその巨馬を悪魔の馬と呼び、祟りがあるといい殺したがらなかった。
だからこそ奉行所のものに頼んだのだった。
慶次の一騎駆けには見事さがあった。先に話したように慶次が切り込むと見事に敵陣が割れてしまうのだった。
そのため2メートル近くある身長と90キロ近くある巨体を乗せて見事なまでの一騎駆けを出来る頑丈さと脚の速さを兼ね備えた馬はそういなかった。だから慶次は一度の合戦で馬一頭を乗り潰してしまうほどだった。
そのため長期に渡って乗れないため自在に操る事さえままならなかった。
慶次はその巨馬の話を聞きこの馬なら今の悩みを解決出来るのではないか?…とこの巨馬を捕獲することを考えた。
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