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宇藤の声は、太地の理性を崩壊する力が在った。
「…ッゥ…クッ…」
「まだ、逝くな。」
「ムリ…ダ…モゥ…」
後からの攻め立てに太地は限界だった。
「俺はまだだ…まだ、逝くんじゃねぇ。」
宇藤の声が耳元で響く。
「…ン…ンッ…」
無理矢理、唇を塞がれた。
宇藤の舌が太地の口内へと入り込む。
「…アツ…イ…」
「ああ、逝くぞ。」
最奥を深く突かれ太地は宇藤の欲望を受け止めると同時に白濁を放した。
室内には、湿っぽい空気と、荒い息使いだけが漂っていた。
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