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その時、戦士の視界の端から同胞の声が響いた。
「隊長っ!ここはもう持ちません!
早く逃げて下さい!」
また一つ悪魔の首を落とし、戦士は返答する。
「ふざけるな!お前達はどうするんだ!」
戦士の返答にも、同胞は全く動じない。
「あなたは俺達の希望なんです!
たったこれだけの兵も見捨てられずに勝利を得られると思ってるんですか!」
どころか、さらに激しい言葉をぶつけてくる。
「しかし……っ」
戦士は迷う。
その時。
「行けえっ!!!」
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