プロローグ

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「俺達は……無理ですよ。隊長。 もう……動ける者は在りません」 始めに声を上げた同胞だった。 口元には微かな笑みさえ浮かんでいる。 「何を――っ!?」 言いかけた戦士は、気付いた。 口を開いた同胞の足が半分以上何かに食いつかれたかの様に抉られている。 「!まさか――っ!」
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