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向日葵(花)
適当に布団を探し、横になる。眠れる筈もない…(何か飲もうか…)おもむろに台所に向かう。
冷蔵庫の中には、一週間前の日付でpackingされた食材が並ぶ。 -そう………、貴女は確かにここに居たんだ…今も変わらずここに居る筈なんだ…-
彼女に電話した。
何のためらいも無く………………泣いた
次の日は泣かなかった…兄も妹もみんな泣いていた。俺に流す涙は残っていなかった。
貴女が亡くなってもう…はや三年近く経つ。貴女が見る今の俺は、『好きな事を一生懸命やっているだろうか』貴女の様に人に優しく出来ているだろうか。
いつまでも後ろを振り返ってばかりの俺……本当の意味で、貴女と別れなければならないんだろうな。
ばーちゃん、さようなら
ばーちゃん、有り難う
いつまでも見守っていて下さい〓
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