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山本恵子は、院長の秘密を、話しはじめた。
院長は、昔は、とても優しい人だった。
院長が、医者になったのも、その優しさから命を救いたいという想いから医者になるため猛勉強したという。
優しく、真面目な、院長だったらしい。
神崎「だが、その院長が、なぜこんな殺戮を、するんだ!?」
山本「それは・・・。」
川島「そんなことは、別に良いだろ。」
前田「多分、金かなんかじゃないのか?だってさ、院長時々、言ってたんじゃん。私の医学の研究が理解されない、とかなんとか、だから、金に操られる亡者になったんじゃない?」
川島「しかし、金で、そんなに変わるものなのか?」
前田「人にもよるが、中にはさ、豹変して人を殺すのも何とも思わないやつだっているらしいけどな。」
果たして、院長は、金にとりつかれたあやつり人形に、なったのだろうか。
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