閉鎖された病棟

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神崎は、トイレに行くときに、医師の声を聞いた。  「山崎さんは、どうしょうもないよな。」 「あぁっ、あれは、もう終わりだよ。また例の薬、試してみるのか?」 「何を、言っている。学会にすら発表してない薬は、無闇には、使えない。」 「良いだろ、所詮、モルモットなんだから。」    神崎(なんだと!俺たちの、命を何だと、思ってるんだ!) 「この話、ばれてないな!!」 「大丈夫、見舞いは、禁止してるし、夜中は、出入口閉めてるから、患者も逃げれない。」 「6人の、モルモットを、逃がすなよ。」      神崎(俺も、入ってるのか!?)          神崎は、驚愕の事実を、知ってしまった。
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