第一章:♂から♀になった時

4/17
前へ
/312ページ
次へ
ゴリラとの戦闘の疲れを癒すべく机に突っ伏しているが、さっきから俺を殺さんばかりに睨んで来る俺の幼なじみの梛砂がいるんだが………? マジ俺ゴリラにはいっぱいしているが、梛砂には何も覚えがないから余計に怖い。俺、知らない間に何かやったっぽい………だがシリマセンで通じる空気じゃねーww……orz 「ねえ、あんた…」 必死で言い訳などを考えていたら梛砂が声をかけて来た。声だけで死ねそう☆ クラスの女子もなぜか「梛砂頑張っ」や「負けないでっ梛砂!!」とか言ってるし……わけわからん 「な、………何でしょう?」 とりあえずひきつりながらも必死のスマイルで答える俺 「それ、環の制服だよね?」 制服の汚れの位置を指して言う。 てか俺の制服だから当たり前だろ?…とは思うが口にしたら多分殺される 「なんでアナタが着てるの?」 「なんでって…」 「環の制服を着てるからって何よっ、当然のように環の席に座って………わ、私だって環の服を着たことあるし環の家に泊まった事も、一緒にお風呂だって入った事もあるんだからねっ!!……………………昔の事だけど」 どうやら環は思春期に入ってからは恥ずかしくて梛砂を家に泊めなくなったらしい え?環の席にっ当然のように席に座ってって、他でもない俺が環だろう?って……………… 「……………え?」 俺、胸がボインだ 「ふふん、びびった?私の方がず―――――と環と親しい仲なんだからっ!!////」 と無い胸(B)を反らして威張る幼なじみ梛砂
/312ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1594人が本棚に入れています
本棚に追加