別れ

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家に帰ると寝たきりだった時よりも変わり果てた祖父の姿があった。 白く、動く気配はない。 怖くなり受け止める事も出来ずに、またいつか笑って一緒に遊んでくれて、抱きしめて頭を撫でてくれるだろ?と思っていた。 二度とそんな日は来るはずがない事も知らずに… それが小学生に上がる少し前の出来事である。
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