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春_快晴
私、朝比奈 陽菜、今日は高校の入学式
海星高等学園(カイセイコウトウガクエン)正門を潜ると桜並木道がすごく綺麗で思わずみとれてしまった、
(わぁ~綺麗だなぁ~あれ?誰かいる、あの人も桜見てるのかな?)
ふと気付くと、私の数メートル先で男の子も桜を見上げていた
何だかとても懐かしい気がして、男の子を見つめてたら、急に強い風が吹いた、
――ブワッ――
その瞬間桜の花びらが桜吹雪のように宙に舞い
陽「うわぁ~綺麗~」
私の声に反応したのかその男の子が振り返る
(!!!やばぃ!めっちゃカッコいぃ!!)
振り返った男の子は切れ長の目が印象的で背は高く、見た事ないほどカッコよかった…
あっ目があっちゃった
陽「あっ…さくら、桜、綺麗だね!」ニコッ
なんだか、黙ってるのが照れくさくて///
男「あぁ…そうだな、あの時もちょうど桜が舞ってたな…」
男の子は懐かしむような優しい顔でまた桜を見上げた…
陽「…あの時って…」
と聞こうとしたら、
「ヒナーっおはよ!!」ガバッと私は抱きつかれた、
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