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「美月、さっさと起きないと遅刻するわよ」
一階から母親の呼ぶ声が聞こえている。僕はその声に『ふぁ~』と大きな欠伸をし。
「解ってる。今から着替えて下りてくるよ」
ゆっくりとベッドから抜け出し答えると。制服を掛けているクローゼットの下へ行き、その中から制服を取り出す。
「そういえば、来週から修学旅行だったな。早めに準備とかしておかないといけないかな」
楽しげに呟きながら、着替えを終える。そして、昨日の夜に準備した授業道具をカバンに詰め、部屋を出る。
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