始まり

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  ――一週間後 「風月、はい新聞」 「ありがとうございます、源」 「じゃあ行ってきます」 「はい、行ってらっしゃい」   風月は源を学校に送り出すと新聞を机に置いた。 源と風月の出会いから一週間…   叔母とその一味が逮捕された後、源は家を売り払い風月の事務所に越してきた。   どうやら風月の助手になりたいらしい   「アイツは感情に流されやすいが度胸はある…なんとかなるだろ」 「黄河の判断にミスはありませんからね」   風月は源が助手に志願してきた姿を思いだし苦笑を浮かべた。
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