出会い

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紅色探偵事務所の探偵紅(くれない)風月(ふづき)は事務所の窓から雨の降る町を眺めていた。 事務机の上のCDプレイヤーからクラシックの曲が流れてくる。   風月はそれを聞きながらふと窓の下を見て目を細めた。   「久しぶりのお客様ですね」     事務所のドアが開かれた。          
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