第1章

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"新着メールありません" はぁ… 「えーりちゃん」 声をかけてきたのは一個上の先輩。 「?」 「デートしよっか?」 「えー」 そんな気分じゃねぇつぅの なんだかんだいってもやっぱり春の連絡を待ってしまう… 「行こうや♥」 無理やり私を立たせようとする 「ちょっ」 「アカンでぇこんな奴に連れてかれたら襲われる~」 と先輩の腕を振り払う。 「なんやねんカズキ邪魔すんなって」 腰パンに龍の刺繍の入った短ランを着たカズキと呼ばれる人。
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