あの時の弁当屋…

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プルル…プルル… いつものマコからの電話だった! 今日、僕は食事の約束をしようと心に決めていた… (和)もしもし…お早う☆今日も弁当宜しくねっ! (マコ)はぁ~ぃ! 今日雨だねぇ…傘忘れないょうにねっ☆ (和)ありがとう☆ でっ…今日仕事終わったら食事でもしない? 僕は、心臓がドキドキしてるのに気がついた… 正直僕は、大人の女性を 食事に誘うなんて初めてだったから… (マコ)いいよっ!こんな オバサンで良ければねっ…笑 僕は、その瞬間…一気に 緊張がほぐれた… (和)本当?じゃあ駅で待ち合わせにしよう?大丈夫? (マコ)うん!大丈夫だよっ☆じゃあ仕事終ったら駅に行くねっ! 僕は、マコとの食事の事で頭がイッパイだった…仕事も、いつもより長く感じた… 仕事が終わり… 僕は、駅に歩いている… 雨も上がり、空はオレンジ色に染まっていた! 僕は、ベンチで一人マコが来るのを待った… また心臓がドキドキしてきた…何でだろう?ただ会うだけなのに… と…考えていると向こうから赤い車が見えた…
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